木曽の郷土料理体験開催しました 〜朴葉巻き作り体験〜

郷土料理/

2018.07.17

木曽地域の伝統料理「朴葉巻き」小豆づくり、朴の葉の収穫から体験。
日本一長い(?)郷土料理体験、開催しました!


木曽地域の伝統料理「朴葉巻き」(ほうばまき)
6月中旬か7月初めの季節限定の菓子です。
ホウノキ」の葉で、米粉の団子にアンコを入れて包んだものです。

そんな、伝統料理を一から作る、日本一長い(?)郷土料理体験です。

まずは、昨年2017年に植えた小豆です。


こちらを10月に収穫して、アンコを作ります
米粉は、近くの農家さんが作っているものを購入しました。

今年2018年5月に旅情庵前の田んぼに米の苗を植えをした。
来年は、ここで出来たお米から、米粉を作りたいと思います。

さて、話を今年にもどります。
まずは、アンコづくりから。
昨年の畑でとれた小豆からアンコを作ります

砂糖は少なめにして、素材の味がわかる様にしました。

次は、朴の葉を取りに行きます
雑木のように生えてますが、みんな持ち主がいます。
もし採取する場合は、持ち主の許可が必要です。
勝手に取らずに、近所のひとに聞いてみましょう。
木が高くなっていることがあるので高枝切りバサミや高枝用のノコギリなどを使います。
大きな葉っぱで、固すぎず、柔らかすぎない葉っぱ、
そして、傷のないものを選びましょう。
お菓子屋さんのように作る場合は、葉の分かれ目の根元を切ると、葉っぱがくっついたままとれます。

次は、アンコを米粉餅で包みます。
細かい手順は、ぜひ体験しに来てください。




最後に、ほうの葉で包んで蒸します。

家庭やお菓子屋さんによって、レシピや作り方が違う様です。
自分の好きな「朴葉巻き」をつくってみましょう。

そして今年も、来年の準備が始まってます。
小豆植え、田植えと進んでいます。

郷土料理は地域の生活に密接につながっています。
その土地で採れたもの、手に入れられるもので作るのが、本当の「郷土料理」だと思います。
それは、料理の瞬間だけでなく、タネを植えるところから、畑を耕すところから始まっています。

来年も農体験と郷土料理体験を行いたいと思います。
小さな地産地食を体験しにきてください。